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家づくりの現場から

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手刻み加工、見学。継手について話す。

2015年04月5日

先日、”浅部地中熱利用の家”にてお施主様を木材加工場に招き、手刻み加工の構造材を見ながら色んなお話をさせていただきました。

加工場では実際に加工された桧の土台や地元宮城の杉材の梁がどのように木と木を組み合わせて継手となるかなどを現物を使い説明です。

特に車知栓継手(竿車知継ぎ):二つの材の接合面に斜めまたは直角に挿入する長方形断面をもつ薄くて長い栓。これを打ち込むことで材同士を引きつけ合って緊結させる働きをします。栓の材料は欅などの堅木を使用します。写真は仕口のメス加工部分とオス加工部分です。お寺や古民家などによく使われる仕口です。その他、金輪継手などを多様しています。

実際自邸に使われる手刻み加工された無垢材をみて、あらためて納得していただいたお施主様に感謝です。

及川棟梁の木組み。いよいよ上棟式の予定は今月中旬。

たくさんの杉材の梁を組ませた木組みを楽しみにどうぞご覧ください。

posted by しん at 2:53 PM

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